※【宿曜盤】上位中央に位置する角宿を例にしています。
陰と陽は、宿曜盤の外から一列目に位置しています。
解釈
宿曜盤における陰と陽の関係は日から土までが太陽属(太陽)、月から土までが太陰属(月)に分類されています。
自然界における、日向で目に見える部分と陰になって見えない部分のこと指します。これは陽が日・南・昼・天・動・剛・男・奇数などの男性的・積極的・能動的なものとした時、相対的なものとして、陰は月・秋・北・夜・地・静・柔・女・偶数などの女性的・消極的・受動的なものとして表すようになりました。
これは単純に陽が望ましく、陰が望ましくない、と解釈するのではなく自然界の調和の中で与えられた役割として解釈します。
また「陰陽五行思想」で使われる「木・火・土・金・水」これに太陽(日)と月を合わせたものが一週間の曜日の語源にもなっています。